中国前漢(BC206年)時代から製紙があったが、その後後漢(105年)時代、蔡倫(さいりん)によって現在に近い製紙法が確立された。
日本へは、西暦610年高麗(韓国)から僧の曇徴(どんちょう)が紙と墨を持参。
西欧には、日本に伝わって約150年後の西暦760年に中国からイスラムを通じ製紙の技術が伝わった。
これらよりももっと以前、紀元前2500年前、エジプトで「パピルス」という植物の茎を薄くはぎ、縦、横に重ね合わせた紙のようなものがあった。「パピルス」は厚く、多量の生産は無理であり、やはり紙と呼ぶには少し無理があるようである。
欧州では、この「パピルス」が紙の原語になっている。
「パピルス」は、自然の繊維をたんに薄くはいだだけであったのに比べ中国の製紙は、植物の繊維を一旦ほぐし漉きあげた、近年と変わらない本格的なものであり、薄い紙を大量生産できる偉大な発明であった。
日本では弥生時代、そして飛鳥時代に至り丹波の国で麻紙が造られる。
現今では良質の水源がある所で製糸業がある。半紙、民芸紙で半切以上になると中国産が多い。機械紙は好まず和紙(てすき)が使用されている。
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