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[書道用具]    (紙の解説) 
 
 
中国前漢(BC206年)時代から製紙があり、日本へは、西暦610年高麗(韓国)から僧の曇徴(どんちょう)が紙と墨を持参。
西欧には、日本に伝わって約150年後の西暦760年に中国からイスラムを通じ製紙の技術が伝わった。

日本では弥生時代、そして飛鳥時代に至り丹波の国で麻紙(まし)が造られる。
現今では良質の水源がある所で製糸業がある。半紙、民芸紙で半切以上になると中国産が多い。機械紙は好まず和紙(てすき)を使用する。
 
詳細説明
  1、紙の種類
  2、紙の原料  
  3、和紙の製紙工程
  4、紙の歴史
  5、紙の産地
  6、紙の選び方、手入れ、保存方法まで

 


    2、紙の原料                                

の原料
中国の紙を「
唐子紙」または「宣紙(せんし)」と呼び、日本で作られている紙を和紙という。


・「
宣紙」の材料には、藁(わら)、竹、桑などがあげられる。

和紙」の材料は、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)、麻などがあげられる。
その他の材料
上記以外(のり)と胡粉(ごふん)などの材料が加えられる。

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   4、紙の歴史   

の歴史
中国前漢(BC206年)時代から製紙があったが、その後後漢(105年)時代、蔡倫(さいりん)によって現在に近い製紙法が確立された。

日本へは、西暦610年高麗(韓国)から僧の曇徴(どんちょう)が紙と墨を持参。
西欧には、日本に伝わって約150年後の西暦760年に中国からイスラムを通じ製紙の技術が伝わった。

これらよりももっと以前、紀元前2500年前、エジプトで「パピルス」という植物の茎を薄くはぎ、縦、横に重ね合わせた紙のようなものがあった。「パピルス」は厚く、多量の生産は無理であり、やはり紙と呼ぶには少し無理があるようである。
欧州では、この「パピルス」が紙の原語になっている。

「パピルス」は、自然の繊維をたんに薄くはいだだけであったのに比べ中国の製紙は、植物の繊維を一旦ほぐし漉きあげた、近年と変わらない本格的なものであり、薄い紙大量生産できる偉大な発明であった。

日本では弥生時代、そして飛鳥時代に至り丹波の国で麻紙が造られる。
現今では良質の水源がある所で製糸業がある。半紙、民芸紙で半切以上になると中国産が多い。機械紙は好まず和紙(てすき)が使用されている。

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    5、紙の産地                                   

の産地
主な産地としては、愛媛県伊予紙山梨県甲州紙鳥取県因州紙がある。
他に、越前
(壇紙、越前鳥の子紙、岐阜の美濃美濃紙美濃鳥の子紙)、兵庫県の名塩名塩鳥の子紙)など。

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    6、紙の選び方、手入れ、保存方法まで            

の選び方、手入れ、保存方法まで
紙の選び方
紙選びは、あまりむずかしく考えないで初心の頃は、師や先輩、信頼のおける書道店に聞いてみて使用するとよい。
練習用には、漢字の場合と仮名用に分かれるが、一般的な手漉き機械漉きのものでよいが、一般用にはやはり滲みやかすれ、吸湿性などの微妙な紙の効果がでる手漉きがよい。
小学生、中学生は、価格も安価な機械漉きが主に使用されている。

作品用には、やはり師や先輩の話に耳を傾け、色々と使ってみて、滲みやかすれ、吸湿性などの微妙な紙の効果や性質の違いを数多く書き経験してみるとよい。
手入れ、保存方法まで
湿気ると斑点が出たり、また日焼けもするので包装紙の中に包み、湿気がこもらない風通しのよい、直射日光の当たらないところに保管するとよい。

特に押入れで紙を保存するときは、床の上に直接置かず簀の子などの上に置き時々空気の入れ替えに気を使うとよい。

出来たての紙よりも、ある程度寝かせた紙のほうが、柔らかな感じになり書きやすく発墨もよいので、極力出来立ての紙は使用しないほうがよい。

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最終更新日 : 2003/03/03