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[書道用具]    硯の種類、産地) 

 

 
には、中国製の「唐碩」、と日本製の「和碩」がある。
唐碩」の有名なものは、非常に高価になる。
また天然の形のものを「
天成碩」と人工の形の「彫成碩」がある。
装飾碩には、100年以上前の「古碩」と、伝統的な技術で現代の装飾碩が作られているが、この中には古碩の技術に倣った「倣古碩」の分野もある。
しかし、古碩そっくりに作った「
古碩うつし」もあり注意が必要である。

日本では、
奈良時代、平安時代には粘土で作られた陶碩(とうけん)」が使われ、平安時代に全盛を極めていたが、装飾はほとんどほどこされることはなく、円面碩風字碩が主流であった。

1、唐碩と和碩                                   

唐碩
唐碩の有名なものには、広東の「端渓碩(たんけいけん)」、江西の「歙州碩(きゅうじゅうけん)」、江蘇の「澄泥碩(ちょうでいけん)」、甘粛の「とう河緑石碩(とうがりょくせき)」が石質がよく中国の代表する硯になっている。
これらは、美しい装飾が施され、美しい石紋とともに観賞用や
美術品として珍重されている。
他に「羅紋碩」がある。
和碩
和碩には、「雨畑石(あまはた)」山梨県、「赤間石(あかま)」山口県、「玄昌石(げんしょう)」宮城県、「高島石」滋賀県、「那知石」和歌山県、「龍溪碩(りゅうけいけん)」長野県、「田の浦石」福岡県、「蒼竜石(そうりゅうせき)」高知県、「若田碩」対馬などがある。
日本の硯の大半(約85%)は、玄昌石で占められている。

2、天成碩と彫成碩
天成碩
自然石の形を極力残した硯で、「墨堂(ぼくどう)」部分と「碩陰(けんいん)」部分を僅かに研磨したもの。
墨池を掘ったものを「子石碩」という。
彫成碩
自然石を加工した「彫成碩」には、いろんな形があり、多種多様である。
また、自然石そっくりに加工された「人工碩」もある。
彫成碩」には、次のようなものがある。

名前で形が想像できる硯には次のようなものがある。
■長方碩 − 最も一般的な長方形に加工したもの
■風字碩 − 風の字の形をしたもの
■正方碩   ■鳳池碩   ■円碩     ■竹節碩   ■瓦様碩
■倣瓦碩   ■月様碩   ■卵様碩   ■荷様碩   ■圭様碩   ■馬蹄碩
■斧様碩   ■壺様碩

日本の古代碩には、猿面碩鏡碩回文方碩八稜鏡碩人面碩などがある。

 


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最終更新日 : 2003/03/03